囚う蛍


この心と身体は、全てあの男のものだ。 それはもう、生まれたときから決まっていたことのような気がする。 それでも時折、彼を無性に裏切りたくなるのは どうしたって、死ぬまで、彼の側を離れられない自分にとって それが必要だった …